中国雲南省チョンティエン県はシャングリラ県に改名された
「この地域は、2001年までチョンティエン県と呼ばれていた」(ナショナル ジオグラフィック日本語版 2008年5月号)。
2001年、中国雲南省チョンティエン県は、「シャングリラ県」と改名されました。その中心には、チベット仏教のソンザンリン寺がそびえています。
改名の効果がでたのか、雲南省の観光収入は毎年数千億円にのぼるそうです。
(注)シャングリラとは桃源郷(理想郷)のことです。そもそもは、イギリスの作家ジェームズ=ヒルトンが1933年に出版した小説『失われた地平線』の中に出てきた理想郷(ユートピア)の名称であり、小説の設定ではヒマラヤ山脈近辺にあるとされました。ヒマラヤ保全協会の会報の名称はここからきています。
2001年、中国雲南省チョンティエン県は、「シャングリラ県」と改名されました。その中心には、チベット仏教のソンザンリン寺がそびえています。
改名の効果がでたのか、雲南省の観光収入は毎年数千億円にのぼるそうです。
(注)シャングリラとは桃源郷(理想郷)のことです。そもそもは、イギリスの作家ジェームズ=ヒルトンが1933年に出版した小説『失われた地平線』の中に出てきた理想郷(ユートピア)の名称であり、小説の設定ではヒマラヤ山脈近辺にあるとされました。ヒマラヤ保全協会の会報の名称はここからきています。
標高の高低による人々の表情のちがいを見事にとらえる -ヒマラヤ写真教室-
ヒマラヤ写真教室「ランタンの山村、タマン族の暮らしと子供たち」(第25回ネパールサロン)が開催されました。講師は、ヒマラヤ保全協会会員で写真家の近藤さんでした。
今回の写真教室では、厳しい環境の中でたくましく生きる村人、子供たちの純心な姿のスライドショーを見ながら、基本的な撮影テクニックを学びました。また、パソコンを使ってコラージュ(切抜き)写真表現を学びました。
見せていただいた写真はどれもすばらしく、さすがプロの写真でした。
中でも印象的だったのは、逆光でのポートレートです。逆光をつかった写真が、周囲の雰囲気とともにいきいきと人物の表情をつたえています。露出を顔にあわせることがポイントになるそうです。
また、フラッシュの使い方もおそわりました。フラッシュをつかうと部屋全体がはっきりうつりますが、つかわないと背景をぼかすことができます。暗いからつかうというだけでなく、何をうつしたいかによってフラッシュをつかいわけると効果があがります。
たくさんの写真を見ていて気がついたことは、おなじタマン族でも、標高によってあきらかに表情がちがうということです。標高つまり気候(自然環境)によって人々の表情に傾向があり、それが見事にとらえられています。
「表情がかたいですね。標高は何メートルくらいですか」
「2000メートルをこえています」
「さむいところで暮らす人々ですね」
標高が高くきびしい気候(環境)で暮らしている人々の表情は、あたたかい所で暮らしている人々とちがってかなりひきしまった表情をしています。高度差がもたらす多様な環境とそれに適応して暮らす様々な民族が見てとれました。多様な環境と様々な民族こそ、ネパールやヒマラヤの最大の魅力でありおもしろさであることを再認識しました。
このような写真が撮れるのは、近藤さんがプロの写真家であることもありますが、それだけでなく、同じ地域に何回も入って、ヒマラヤの斜面をたえず上下しながらみずからの体験をふかめ、理解をふかめ、表面的にはとらえられないその地域の本質をさぐっているからでしょう。近藤さんとタマンの人々のとりくみは、「フィールド」をしっかり決めて、泥臭く、ふかくくいこむやりかたです。
様々な情報が比較的簡単に手に入る時代になって、ひろくあさく何でも見てやろうと次々に場所をかえていく探検的な行き方は重要視されなくなり、今回のようなローカルにふかくくいこむやり方がおもしろい時代になってきました。
今回の写真教室では、厳しい環境の中でたくましく生きる村人、子供たちの純心な姿のスライドショーを見ながら、基本的な撮影テクニックを学びました。また、パソコンを使ってコラージュ(切抜き)写真表現を学びました。
見せていただいた写真はどれもすばらしく、さすがプロの写真でした。
中でも印象的だったのは、逆光でのポートレートです。逆光をつかった写真が、周囲の雰囲気とともにいきいきと人物の表情をつたえています。露出を顔にあわせることがポイントになるそうです。
また、フラッシュの使い方もおそわりました。フラッシュをつかうと部屋全体がはっきりうつりますが、つかわないと背景をぼかすことができます。暗いからつかうというだけでなく、何をうつしたいかによってフラッシュをつかいわけると効果があがります。
たくさんの写真を見ていて気がついたことは、おなじタマン族でも、標高によってあきらかに表情がちがうということです。標高つまり気候(自然環境)によって人々の表情に傾向があり、それが見事にとらえられています。
「表情がかたいですね。標高は何メートルくらいですか」
「2000メートルをこえています」
「さむいところで暮らす人々ですね」
標高が高くきびしい気候(環境)で暮らしている人々の表情は、あたたかい所で暮らしている人々とちがってかなりひきしまった表情をしています。高度差がもたらす多様な環境とそれに適応して暮らす様々な民族が見てとれました。多様な環境と様々な民族こそ、ネパールやヒマラヤの最大の魅力でありおもしろさであることを再認識しました。
このような写真が撮れるのは、近藤さんがプロの写真家であることもありますが、それだけでなく、同じ地域に何回も入って、ヒマラヤの斜面をたえず上下しながらみずからの体験をふかめ、理解をふかめ、表面的にはとらえられないその地域の本質をさぐっているからでしょう。近藤さんとタマンの人々のとりくみは、「フィールド」をしっかり決めて、泥臭く、ふかくくいこむやりかたです。
様々な情報が比較的簡単に手に入る時代になって、ひろくあさく何でも見てやろうと次々に場所をかえていく探検的な行き方は重要視されなくなり、今回のようなローカルにふかくくいこむやり方がおもしろい時代になってきました。
1985年、ヒマラヤの氷河湖の一つ、ディグ・ツォ湖が決壊した
1985年、ヒマラヤの氷河湖の一つ、ディグ・ツォ湖が決壊したときには、下流の水力発電所や橋が破壊され、農地や住宅が流されて、少なくとも20人の命がうばわれました(注)。
(注)「迫りくる温暖化の驚異」ナショナル ジオグラフィック日本版 特別編集版、2007年。
(注)「迫りくる温暖化の驚異」ナショナル ジオグラフィック日本版 特別編集版、2007年。
河口慧海の日記はフィールド・ノートでもあった
「慧海の日記はフィールド・ノートでもあった」(注)。河口慧海は、動植物の現地名、特徴を克明に記録し、低地の二毛作と高地の夏単作を観察し記録し、同じチベット人でも、土地によって女性の髪飾りの名称がことなることもメモしました。
河口慧海が、ネパールからチベットにこえたのは1900年でした。その100年以上も後の2004年に、第1回旅行の日記が姪の宮田恵美氏の自宅で発見されました。
河口慧海は、フィールドワークの先駆であり、ヒマラヤの地域研究にも大きく貢献しました。
川喜田二郎(ヒマラヤ保全協会創設者)は、1953年、58年、63〜64年のネパール現地調査報告で、慧海から多くの箇所を引用しました。
『季刊民族学』119号(財団法人千里文化財団)には、「河口慧海の道」が特集されています。2004年に発見された「河口慧海日記」を第一線の研究者が克明に読み解き、多数のカラー写真とともに紹介しています。謎につつまれていた河口慧海の足跡の全貌をつかむための好著となっています。
(注)『季刊民族学』119号, 2007年(財団法人千里文化財団)
河口慧海が、ネパールからチベットにこえたのは1900年でした。その100年以上も後の2004年に、第1回旅行の日記が姪の宮田恵美氏の自宅で発見されました。
河口慧海は、フィールドワークの先駆であり、ヒマラヤの地域研究にも大きく貢献しました。
川喜田二郎(ヒマラヤ保全協会創設者)は、1953年、58年、63〜64年のネパール現地調査報告で、慧海から多くの箇所を引用しました。
『季刊民族学』119号(財団法人千里文化財団)には、「河口慧海の道」が特集されています。2004年に発見された「河口慧海日記」を第一線の研究者が克明に読み解き、多数のカラー写真とともに紹介しています。謎につつまれていた河口慧海の足跡の全貌をつかむための好著となっています。
(注)『季刊民族学』119号, 2007年(財団法人千里文化財団)
活動資金をいかに調達するか -助成申請とCRM-
東京ボランティア・市民活動センターの主催で、ききマネ講座第9回「助成申請の手順とコツ」が開催されました。
この講座では、最初にワークショップをおこない、申請書を、団体のことを知る人と全く知らない人に読んでもらい、質問をだしてもらう方法を実習しました。申請書を書いた人はわかっていても、外部の人には全くわからないということはよくあります。自分がわかっていることと、相手につたえることとは別のことであり、あくまでも相手にわかってもらえるように書かなければなりません。このような意味で、特に、団体外部の人に申請書の原稿を読んでもらって質問を出してもらい、それを申請書作成に反映させるというやり方は効果的です。
その後、「助成金情報はどうやって探せばいいの?」、「助成団体は申請先をどうやって決めているのか?」「助成を受けやすい事業や内容ってあるの?」などについての講義がありました。
配布された資料には、CRM(Cause-Related-Marketing)についても解説されていました。これは、企業が広報をおこなうときに、NPOとパートナーシップをくむという方法であり、企業側はNPOに対して財政的な支援をおこない、その見返りとして企業のマーケティングにNPOの名前やロゴなどをつかう権利を有するという方法です。
これにより、企業は、社会や市民に配慮している“企業市民”としての役割をアピールすることができます。
その企業の顧客は、その企業の商品・サービスを買うことによって、社会貢献ができます。
NPOは、財政支援をうけるだけでなく、企業のもつマーケティングのノウハウをまなんだり、その企業の広報宣伝力を活用することができます。
企業は、財源に余裕があるから寄付金をだすというのではなく、一方のNPOは社会貢献をしているのだから寄付をくださいというのではありません。両者がパートナーをくむことが重要です。ただし、NPOは、企業に対して、このような提案ができるだけの能力を身につける必要があるでしょう。
この講座では、最初にワークショップをおこない、申請書を、団体のことを知る人と全く知らない人に読んでもらい、質問をだしてもらう方法を実習しました。申請書を書いた人はわかっていても、外部の人には全くわからないということはよくあります。自分がわかっていることと、相手につたえることとは別のことであり、あくまでも相手にわかってもらえるように書かなければなりません。このような意味で、特に、団体外部の人に申請書の原稿を読んでもらって質問を出してもらい、それを申請書作成に反映させるというやり方は効果的です。
その後、「助成金情報はどうやって探せばいいの?」、「助成団体は申請先をどうやって決めているのか?」「助成を受けやすい事業や内容ってあるの?」などについての講義がありました。
配布された資料には、CRM(Cause-Related-Marketing)についても解説されていました。これは、企業が広報をおこなうときに、NPOとパートナーシップをくむという方法であり、企業側はNPOに対して財政的な支援をおこない、その見返りとして企業のマーケティングにNPOの名前やロゴなどをつかう権利を有するという方法です。
これにより、企業は、社会や市民に配慮している“企業市民”としての役割をアピールすることができます。
その企業の顧客は、その企業の商品・サービスを買うことによって、社会貢献ができます。
NPOは、財政支援をうけるだけでなく、企業のもつマーケティングのノウハウをまなんだり、その企業の広報宣伝力を活用することができます。
企業は、財源に余裕があるから寄付金をだすというのではなく、一方のNPOは社会貢献をしているのだから寄付をくださいというのではありません。両者がパートナーをくむことが重要です。ただし、NPOは、企業に対して、このような提案ができるだけの能力を身につける必要があるでしょう。
フィールドワークにより、地形を読み、すすむべき道を見いだす
ヒマラヤ保全協会の事業地(フィールド)は、山あり、谷あり、川あり、平地ありで、その地形は非常に変化に富んでいます。ヒマラヤほど変化に富んだ地形をもつ地域は他になく、そこでのフィールドワークは特別な体験を生み出します。
フィールドワークとは地球の表面をあるいていくことです。このとき重要なことは、どのような地形の中のどこの道をあるいたか、その軌跡を地形と道に注目して綿密にとらえることです。地形と道が明確にイメージできようになるとフィールドワークの体験はとても奥深いものになります。
ヒマラヤに行ってフィールドワークをおこなわなくても、今までに、どのような土地をあるいてきたかをふりかえってみることは有用です。
上り坂や下り坂はあったか。山越えをしたことがあるか。川をわたったことはあるか。障害物はあったか。落とし穴に落ちたことはあるか。道は一本道であったか。バイパスはあったか。道はどこへむかっていたか。危険や不安はあったか。あるきやすかったか。一緒にあるいた人はいるか。
このようなことをふりかえって、フィールド(現場)の体験をふかめておくとよいでしょう。
発展途上国のフィールドに入ると、現地の状況に自分をあわせなければならず、環境への適応がもとめられます。現地の状況の展開に応じて、自分のストーリーも決まってくるのであって、その逆ではありません。このようなときにもフィールドワークは重要な役割を果たします。
フィールドワークで一番重要なことは、地形を読み、すすむべき道を見いだすことです。
このようなフィールドワークの体験は、それがそのままプロジェクトの推進や問題解決のために役立ってきます。多様なフィールドワークをたくさん経験している人ほど、プロジェクトや問題解決を力強くすすめることができるのです。
地形を読み、すすむべき道を見いだすということは、状況を把握し、解決策を実行することにほかならないからです。
フィールドワークとは地球の表面をあるいていくことです。このとき重要なことは、どのような地形の中のどこの道をあるいたか、その軌跡を地形と道に注目して綿密にとらえることです。地形と道が明確にイメージできようになるとフィールドワークの体験はとても奥深いものになります。
ヒマラヤに行ってフィールドワークをおこなわなくても、今までに、どのような土地をあるいてきたかをふりかえってみることは有用です。
上り坂や下り坂はあったか。山越えをしたことがあるか。川をわたったことはあるか。障害物はあったか。落とし穴に落ちたことはあるか。道は一本道であったか。バイパスはあったか。道はどこへむかっていたか。危険や不安はあったか。あるきやすかったか。一緒にあるいた人はいるか。
このようなことをふりかえって、フィールド(現場)の体験をふかめておくとよいでしょう。
発展途上国のフィールドに入ると、現地の状況に自分をあわせなければならず、環境への適応がもとめられます。現地の状況の展開に応じて、自分のストーリーも決まってくるのであって、その逆ではありません。このようなときにもフィールドワークは重要な役割を果たします。
フィールドワークで一番重要なことは、地形を読み、すすむべき道を見いだすことです。
このようなフィールドワークの体験は、それがそのままプロジェクトの推進や問題解決のために役立ってきます。多様なフィールドワークをたくさん経験している人ほど、プロジェクトや問題解決を力強くすすめることができるのです。
地形を読み、すすむべき道を見いだすということは、状況を把握し、解決策を実行することにほかならないからです。
人々の活動の「舞台」を知らなければならない
ヒマラヤには急峻でダイナミックな地形がどこまでもひろがっています。地形は、地域の表面の形態であり、そこで暮らす人々の活動の「舞台」です。それは、地球表面での様々な自然の働きによって形成された生成物としてどこまでもひろがっています。同時に、世界の屋根・ヒマラヤのうつくしい風景の土台となっています。
ヒマラヤの人々は、このダイナミックな地形にみずからの活動をきざんで暮らしてきました。地形は、そこで暮らす人々をとりかこむ環境のもっとも基礎的な枠組みあるいは基盤となっています。地形を知ることは、環境の保全や創成、土地利用や防災、さらに雄大な風景にひそんでいる自然史を読み解くためにまず最初にしなければならないことです。
(参考文献)『日本の地形 東北 –典型的な島弧の地形-』(東京大学出版会)
ヒマラヤの人々は、このダイナミックな地形にみずからの活動をきざんで暮らしてきました。地形は、そこで暮らす人々をとりかこむ環境のもっとも基礎的な枠組みあるいは基盤となっています。地形を知ることは、環境の保全や創成、土地利用や防災、さらに雄大な風景にひそんでいる自然史を読み解くためにまず最初にしなければならないことです。
(参考文献)『日本の地形 東北 –典型的な島弧の地形-』(東京大学出版会)
世界の山岳氷河の融解速度が加速している -UNEPが警鐘-
国連環境計画(UNEP)は、世界の山岳氷河の融解速度が加速していると警鐘をならしました。
「氷河量の減少は、05年が水当量換算で0.5メートルだったのに対し、06年は約1.4メートルとなっり、また、80年からの氷河量減少総量は水当量換算で10.5メートルを超える」(注)そうです。
水当量換算1メートルは、氷の厚さ1.1メートルに相当するので、80年以来、氷河は11.55メートル薄くなったことになります。
(注)「加速する山岳氷河の融解 -UNEPが警鐘-」緑の地球Vol.18-2、財団法人国際緑化推進センター。
「氷河量の減少は、05年が水当量換算で0.5メートルだったのに対し、06年は約1.4メートルとなっり、また、80年からの氷河量減少総量は水当量換算で10.5メートルを超える」(注)そうです。
水当量換算1メートルは、氷の厚さ1.1メートルに相当するので、80年以来、氷河は11.55メートル薄くなったことになります。
(注)「加速する山岳氷河の融解 -UNEPが警鐘-」緑の地球Vol.18-2、財団法人国際緑化推進センター。
日本の「里山」は「生活林づくり」のための参考になる
世界的なサル学者の河合雅雄さんは、「里山は簡単に言えば、人間に役立つように維持管理されている低山帯のことです。そして人間に役立つという部分は、その時代ごとに変化していきます」(注)と言い、里山の意義を時代に合わせて再形成し、森林を文化資源としてそだてることを主張しています。
日本の「里山」の取り組みは、ヒマラヤでの「生活林づくり」をすすめるうえでも大変参考になります。
(注)「日本人には森林そのものを楽しむ文化がない、遊んでいる里山を『遊び場』としての里山にしよう」ぐりーんもあ、2008春Vol.41、財団法人国土緑化推進機構。
日本の「里山」の取り組みは、ヒマラヤでの「生活林づくり」をすすめるうえでも大変参考になります。
(注)「日本人には森林そのものを楽しむ文化がない、遊んでいる里山を『遊び場』としての里山にしよう」ぐりーんもあ、2008春Vol.41、財団法人国土緑化推進機構。
ネパールにあたらしい風がふく -制憲選挙はマオイストが圧勝-
2008年4月10日のネパール制憲選挙に出馬して落選した宮原巍さん(74)の報告会が東京で開かれました。各政党の当選者数の報告(以下)があり、今回の選挙はネパール共産党毛沢東主義派(マオイスト)が圧勝、「ネパール会議派を率いる一族は全員落選し、統一共産党のトップ5人も落選。著名な政治家のほとんどが当選することはありませんでした。これを見るかぎりでは、新しい風が吹きました」との話でした。
■制憲議会党別当選者数
1 マオイスト 比例代表100 小選挙区120 合計220
2 ネパール会議派 比例代表073 小選挙区037 合計110
3 統一共産党 比例代表070 小選挙区033 合計103
4 マデシ人民フォーラム 比例代表022 小選挙区030 合計052
5 タマ・ロパ(タライ) 比例代表011 小選挙区009 合計020
6 その他 比例代表059 小選挙区011 合計068
合計 335 240 総計575
※このほかに、新内閣による氏名議席26があるので総議席数は601となります。
1 マオイスト 比例代表100 小選挙区120 合計220
2 ネパール会議派 比例代表073 小選挙区037 合計110
3 統一共産党 比例代表070 小選挙区033 合計103
4 マデシ人民フォーラム 比例代表022 小選挙区030 合計052
5 タマ・ロパ(タライ) 比例代表011 小選挙区009 合計020
6 その他 比例代表059 小選挙区011 合計068
合計 335 240 総計575
※このほかに、新内閣による氏名議席26があるので総議席数は601となります。
今後、国会ではあたらしい憲法を制定し、王制を廃止、共和制へ移行することを可決することになっています。マオイストは約4割ほどの勢力であるため、連立の相手をさがすことになりますが、統一共産党は参加しないことを表明しました。ネパール会議派は条件次第では参加の可能性を否定していません。
また、2〜2年半後には普通選挙を実施することになっています。宮原さんはふたたびチャレンジされるそうです。
