ネパール・ヒマラヤ・国際協力

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  2008年3月、「植林プロジェクト」(キバン-ナンギ)地域を終了する

 1990年代、ネパール・ヒマラヤの山村では、人口急増とともに住民による森林伐採がすすみ、土壌流出、土砂災害の多発、水質悪化、野生動植物の減少などがひきおこされ、ヒマラヤの自然環境は急激に破壊されていました。そこで、森林破壊が著しいキバン-ナンギ地域において森林を再生し保全する活動がはじめられました。
 空からヒマラヤをながめると、今や大半の森林が消失してしまっていることに気づかされます。世界の屋根・ヒマラヤは、世界最大の標高差による幅広い気候帯をもち、地球上で最も多様性に富んだ自然環境を生みだしています。このヒマラヤの貴重な大自然を人類の財産としてまもっていくことは、私たちに課された大きな使命なのです。
 ヒマラヤ保全協会では、ヒマラヤの山村において現地住民の協力のもと、1996年から、苗畑での苗木の生産、ボランティアによる植樹をおこない、12年間で、723,718本を植樹、約1,500ha(東京都の渋谷区に匹敵する面積)の森林を回復させました。12年間の植樹実績は下記の通りです。

1996年 49,594本
1997年 71,703本
1998年 76,813本
1999年 72,395本
2000年 80,341本
2001年 45,312本
2002年 47,074本
2003年 47,729本
2004年 51,611本
2005年 50,463本
2006年 73,252本
2007年 57,431本
合 計 723,718本

 この活動を通じて、現地住民にとって森林を保全し自然環境を守ることは、自分たちの生活を豊かにするという理解を促進し、この住民の大きな意識改革により、現地住民と協力して事業をすすめれば、自然を再生させ、かつ持続的な環境保全が実現できることを示すことができました。

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