ロープライン・プロジェクト、植林プロジェクトから生活林づくりプロジェクトへすすむ -森林保全事業のあゆみ-
ヒマラヤ保全協会のウェブサイトの「森林保全事業のあゆみ」(年表)を更新しました。ヒマラヤ保全協会は、1974年に、前身のヒマラヤ技術協力会を発足させて以来、おもに以下の6つのプロジェクトを順次おこなってきました。
(1)P&Rプロジェクト(パイプライン&ロープライン・プロジェクト)
(2)第2次シーカ・プロジェクト(シーカ谷)(第2次ロープライン・プロジェクト)
(3)アンナプルナ総合環境保全プロジェクト
(4)チトレ森林保全計画(チトレ村)
(5)植林プロジェクト(キバン-ナンギ地域)
(6)生活林づくりプロジェクト(ナルチャン・サリジャ地域)
上記各プロジェクトの実施期間を上にしめした表にまとめました。
2008年3月、12年間つづけてきた(5)「植林プロジェクト」(キバン-ナンギ地域)を終了しました。終了時事業評価により、これまでに約72万本を植樹、のべ約1500ヘクタールの面積(東京都の渋谷区に匹敵する面積)の森林を再生したことを確認しました。各村の苗畑は各村にハンドオーバーし、今後は、各村の森林委員会の指導のもと、住民みずからが森林の維持・管理・計画的利用をおこなっていくことになります。
ヒマラヤ保全協会のプロジェクト地域は、最初のシーカ村を起点とし、シーカ谷、キバン-ナンギ地域、ナルチャン村およびサリジャ村へと、拡大また移動してきました。現在は、カリガンダキ側西岸域に新プロジェクトをおこすべく現地調査をおこなっています。
プロジェクト地域の移動とともに、プロジェクトの内容(方法)も、第1期「ロープライン・プロジェクト」、第2期「植林プロジェクト」、第3期「生活林づくりプロジェクト」と変化してきました。
これからは、現在進行中の(6)「生活林プロジェクト」を着実に推進し、住民の生活基盤を形成する「生活林」を積極的につくりだし、住民が、今まで以上に主体的に参加できる森林保全・環境保全活動を一層すすめていきたいとおもっています。
表:プロジェクト実施期間一覧
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