ネパール・ヒマラヤ・国際協力

〜 住民主体の環境保全 〜《ヒマラヤ保全協会会員むけのブログです》 [Admin]

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  サリジャ村・女性グループが紙漉き事業をすすめる

IMG_9389b.jpg「ヒマラヤ保全協会メルマガVol.6」(注)を発行し、今月の写真として「サリジャ村・女性グループが紙漉き事業をすすめる」について次のように解説しました。

ヒマラヤ保全協会では、「生活林」プロジェクトの一環として紙漉き事業もおこなっています。事業地のひとつであるサリジャ村には紙の原料になるロクタという木が多数自生しており、この樹皮から繊維をとりだし紙漉きをして販売すれば、地域の人々の貴重な現金収入となります。今月の写真は、その紙漉き事業をすすめているサリジャ村の女性グループ・メンバーです。彼女たちが手にしているのは紙漉き直後、フレームの中で乾燥をまつネパール特産ロクタ紙です。2007年から紙漉きのトレーニングをはじめ、今ではかなり質の高い紙をつくれるようになり、商品化まであと一歩のところまできています。

紙漉きの行程は次のようになっています。(1)ロクタの木を切り出す、(2)ロクタの樹皮をはぐ、(3)ナイフをつかって樹皮から紙になる層をとりだす、(4)天日干しする、(5)12〜24時間 水につける、(6)苛性ソーダとともに2〜3時間煮る、(7)水であらいながし小片をつくる、(8)すりつぶす、(9)水中にフレームをいれ、すりぶつした繊維をいれ、漉く、(10)天日干しする、(11)紙を取り出す。

ヒマラヤ保全協会のおもなプロジェクトは森林保全を中心にした環境保全事業ですが、これは同時に、ヒマラヤ山村民の生活基盤をつくることにもなっています。ヒマラヤの山村民は、森林にきわめて大きく依存した生活様式(ライフスタイル)を今でももっているため、森林保全事業は彼らの生活基盤をつくるために必要不可欠です。住民の生活基盤がしっかりしたものになれば、防災・農業・食料・保健・衛生・教育などの課題への取り組みも容易になってきます。そして、住民の命をまもり、彼らの暮らしを改善する道がひらけるのです。

今年からはロクタの苗木栽培もはじめました。将来的には、ロクタを植えながら使っていくことをめざしています。植樹・森林保全・森林利用のよくできたサイクルをつくりだすことができれば、自然と人間との循環的共生関係を構築することも夢ではなくなってきます。そこには、地域の主体である住民と、住民をとりまく自然環境との相互作用によってひとつの地域が活性化していく姿が見えてきます。

(注)「ヒマラヤ保全協会メルマガ Vol.6」特定非営利活動法人ヒマラヤ保全協会編集・発行、2009年10月29日。

  参画型アプローチの第2ステップ「グループ・ディスカッション」を解説する

「ヒマラヤ保全協会メルマガVol.6」(注)を発行し、 参画型アプローチの第2ステップ「グループ・ディスカッション」について次のように解説しました。

参画型アプローチの第2ステップは「グループ・ディスカッション」です。その具体的なすすめ方(技法)は「〈1〉カードづくり、〈2〉討論と図解化(探検ネット作成)、〈3〉多段ピックアップ」となっていて、設定されたテーマを中心にしてチームで議論し情報や意見をだしあいます。

〈1〉カードづくり
まず、机のうえに模造紙をひろげ、ステップ1で設定したテーマを中心に書き、楕円でかこみます。チームの各自が、テーマにそって、素材となるデータや自分のかんがえをカードに記入します。1枚のカードに書かれた内容が、全体として1つの中心性をもってうったえかけるように、1枚のカードが1つの「志」(メッセージ)をもつように記します。カードに書かれる言葉は、言葉になる以前に各人の心の中に存在したそれぞれのメッセージを言語化したものです。最初は各自5枚ぐらいのカードをつくります。

〈2〉討論と図解化(探検ネット作成)
司会者を1人きめます。チームメンバーが自分のカードを順番に読みあげて司会者にわたします。司会者は、カードを模造紙上に、中心のテーマから周辺へむかって配置します。似ているカードはそばにおきます。カードとカードの間にはクリップをおきます。カードをおきおわったら、グループ内で討論をします。自分の発言のポイントは簡単なメモ(点メモ)をしておきます。討論中はあくまでも討論に集中し、カードづくりはおこなわないようにします。そのかわり、簡単なメモ(点メモ)を各自がとっておき、後でカードづくりの時間をあらためてとって、そのときにカードづくりをおこないます。この討論法の特徴は特定の書記をおかず、自分の発言の記録を各自が自分でとるところにあります。過去の例ですと、たくさん発言したにもかかわらず何をしゃべったのかよくおもいだせない人がいましたので、メモをとっておくことは大切です。一方、発言できなかったことでも、後のカードづくりの場面で記してもよいです。

〈1〉〈2〉を3〜4回くりかえします。カードがでつくしたらカードを模造紙にはりつけます。クリップのところには線をひきます。似ているひとまとまりのカード群を輪取り(島取り)します。4注記「(1)時、(2)所、(3)情報源、(4)作成者」を記入します。

〈3〉多段ピックアップ
作成された図解(探検ネット)をよくみて、ひろいたいカードの左上に赤色☆印をつけます。ひろったカードの数をかぞえます。これが1段目のピックアップになります。1段目は多めにピックアップします。次に2段目のピックアップをおこないます。☆印のついたカードのみを読みかえし、さらにひろいたいとおもったカードについて、前の☆印の隣にもう1つ☆印をつけ「☆☆」とします。ひろったカードの数をかぞえます。次に3段目のピックアップをおこない、同様に「☆☆☆」とします。ひろったカードの数をかぞえます。こうして約20枚のカードをひろいあげます。

「グループ・ディスカッション」では、オズボーン氏のブレーンストーミングの精神が役立ちます。特にその4原則、(1)批判を禁ずる、(2)量をもとめる、(3)自由奔放、(4)結合、は有用です。(1)批判を禁ずるとは、他人の発言を批判したり否定してはならないということです。(2)量をもとめるとは、ひとつひとつ意見の質よりも、多種多様に数多いアイデアをだせということです。(3)自由奔放とは、ひかえめな気持ちではなく、奇想天外におもえることでもおもいついたことはすべてだすということです。(4)結合とは、他人の発言に接して、あるいはそれにつけくわえて意見をのべることであり、他人の発言に刺激されたり、他人の発言から連想をはたらかせることが重要です。グループで議論していると触発された様々なことをおもいだすことができます。

情報処理の観点からいうと、グループ・ディスカッションでは、過去に各人の心の中にインプットされた情報をつかって情報処理をおこなうことになります。上記のプロセスをへてそれらの情報が処理され、最終的には約20件のメッセージがアウトプットされてくることになります。

また、国際協力プロジェクトをすすめていくうえでは、グループ・メンバーの人選がとても重要で、男女・年齢・職業などがなるべくばらつくようにし、住民参加の姿勢を優先します。グループ・ディスカッションにかける時間は1〜2時間とし、休憩をいれずに一気におこなってしまう方がよいです。発言しなかったことでもカードに書いてだせる、字が書けない人でも代筆してもらってだせることから、メンバーの参加意識は非常に高まります。住民参加のためにはなるべく現地語をつかった方がよいですが、英語でももちろんできます。

(注)「ヒマラヤ保全協会メルマガ Vol.6」特定非営利活動法人ヒマラヤ保全協会編集・発行、2009年10月29日。

  たくさんの意見をボトムアップ方式で統合する -グループ・ディスカッションとグループ編成の注意点-

特定非営利活動法人 PCM Tokyo で参画型アプローチ初級講座を開催し、ステップ1「テーマ設定」、ステップ2「グループ・ディスカッション」、ステップ3「合意形成」を実習しました。参加者はのべ16名、3チームにわかれ、テーマは、「組織内のコミュニケーションをよくするにはどうすればよいか」、「仕事とプライベートの両立はどうすればよいか」、「人生を豊かにするにはどうすればよいか」でした。以下に、講習の補足説明を若干しておきます。

「グループ・ディスカッション」では、オズボーン氏のブレーンストーミングが役立ちます。特にその4原則、(1)批判を禁ずる、(2)量をもとめる、(3)自由奔放、(4)結合、は有用です。(1)批判を禁ずるとは、他人の発言を批判したり否定してはならないということです。(2)量をもとめるとは、ひとつひとつ意見の質よりも、多種多様に数多いアイデアをだせということです。(3)自由奔放とは、ひかえめな気持ちではなく、奇想天外におもえることでもおもいついたことはすべてだすということです。(4)結合とは、他人の発言に接して、あるいはそれにつけくわえて意見をのべることであり、他人の発言に刺激されたり、他人の発言から連想をはたらかせることが重要です。

一方、「KJ法1ラウンド」の作業の中では「グループ編成」がもっとも重要でむずかしいですが、そのポイントは「小チームの編成から大チームの編成へ」ということです。

また、参画型アプローチで中核となる技術は、実施レベル(経験レベル)で情報処理をすすめる技術として、「グループ・ディスカッション」、「ブログ・データベース」、「パッケージ・パート法」があり、思考レベル(判断レベル)の情報処理技術として「多段ピックアップ」「KJ法1ラウンド」「衆目評価法」があります。「パッケージ・パート法」とは、「パート法」(PERT:Program Evaluation & Review Technique)をKJ法に応用した計画技法のことです。今回は、「グループ・ディスカッション」「多段ピックアップ」「KJ法1ラウンド」「衆目評価法」の基本を実習しました。

参考文献:
川喜田二郎著『発想法』(中公新書)1967年。(グループ編成については73-81ページにでています)。
川喜田二郎著『続・発想法』(中公新書)1970年。(ブレーンストーミングについては34-35ページにでています)。

  ウェブサイトを利用して多様な情報を統合してアウトプットする -4Nのサイト-

ネパールNGOネットワーク(4N)のウェブサイトを更新しました。あらたに、加盟NGOイベント案内、加盟NGOニュースなどの欄を追加しました。今後、ネパールの概要や写真・地図なども順次アップロードしていきます。

ネットワークをつかうと、ひとつの組織でやっているときよりも実に多様な情報が一気にあつまってきます。そこで、これらの情報をウェブサイトをつかって統合し、同時に、外部にむかって情報を発信(アウトプット)しようとしています。ここで重要なことは、ウェブサイトをつくるという作業をするということよりも、ウェブサイトというツールをつかって、情報を統合しアウトプットしていくという点にあります。つまり、ウェブサイトを利用すれば、多種多様な情報を処理しアウトプットするということが実務的にできるということです。私は、情報のアウトプットの本質は情報の統合にあり、情報の統合的アウトプットにより、結局、情報処理はなされるのだとかんがえています。情報処理のための手段としてのウェブサイトの役割に注目していきたいものです。

▼ネパールNGOネットワーク(4N)
http://sites.google.com/site/nepalngonet/Home

  生活林プロジェクト〔ナルチャン・サリジャ地区〕は順調にすすんでいる

生活林プロジェクト〔ナルチャン・サリジャ地区〕は順調にすすんでいます。このプロジェクトは植林事業を基礎としながら、地域の森林資源を生かした紙漉・織物事業をすすめようというものです。現在、紙漉・織物事業の成果品(商品)の販売ルートがひらけつつあります。下記リンク先は参考サイトです。

▼植樹の様子
http://harkabhadr.blog94.fc2.com/blog-entry-434.html

▼苗畑育成から、紙漉、紙製品(カレンダー)作製までの様子
http://www.amina-co.jp/blog/world/category_6/

▼織物工場(サリジャ村)と最近できた直販店(クスマ)
http://harkabhadr.blog94.fc2.com/blog-entry-450.html

  ヒマラヤ保全協会にかかわるここ2ヵ月の情報を整理する -第4回理事会開催のために-

2009年10月18日に、ヒマラヤ保全協会の本年度第4回理事会がひらかれます。これに先立ち、ここ約3か月間の当協会にかかわる情報を下記のように整理し、リンクをはりました。

A.報告事項
1. ネパール現地プロジェクト
(1) 生活林プロジェクト〔ナルチャン・サリジャ地区〕は順調にすすんでいます。
http://harkabhadr.blog94.fc2.com/blog-entry-434.html

(2) 生活林プロジェクト〔ドバ・ベガ地区〕では、苗畑および管理小屋を現在建設しています。
http://harkabhadr.blog94.fc2.com/blog-entry-442.html
http://harkabhadr.blog94.fc2.com/blog-entry-443.html

(3) 新規プロジェクト候補地選択等のための情報収集・予備調査を実施しています。
ラウガール河谷(チムコーラ地区)5月の現地調査をふまえ、IHCNが情報収集中。
ディリチョール(ネパール・カルナリ協力会事業地、第5回カトマンズ会議にともなう視察)。
http://harkabhadr.blog94.fc2.com/blog-entry-445.html

2. 第5回カトマンズ会議(8/25〜27)を開催しました。
ネパール人・日本人約70人が参加、ネパールNGOネットワークがその再構築のための第一歩をふみだしました。NGO活動現場見学会もおこないました。
http://sites.google.com/site/nepalngonet/Home/090824

3. 第17回ネパール・ヒマラヤ山岳エコロジースクールを開催しました(8/29〜9/7)。
カトマンドゥ集合解散の現地研修会でした。参画型アプローチ(国際協力のためのKJ法)の研修をおこないました。今回のテーマは「カーストを理解すためにはどうすればよいか」でした。
http://harkabhadr.blog94.fc2.com/blog-entry-448.html

4. 国内事業(イベント)
・第10回ネパール家庭料理教室。
・グローバルフェスタ。
・スンダリミカ・コンサート。

5. 来年度のプロジェクト案を作成し提案しました。
植林・森林保全プロジェクト
http://harkabhadr.blog94.fc2.com/blog-entry-433.html
ヒマラヤの自然をまもる活動(クレジットカード事業)
http://harkabhadr.blog94.fc2.com/blog-entry-435.html
エコ・プロジェクト
http://harkabhadr.blog94.fc2.com/blog-entry-438.html

6. 夏募金の結果は下記の通りでした。ご協力ありがとうございました。
みどり226,500円、こども48,000円、くらし43,500円、ささえ121,500、合計439,500円


B.今後の計画案
1. 新規プロジェクト候補地選択のための予備調査・検討をおこないます。
エベレスト街道(ルクラの下)(11月)、ランタン河谷(ドゥンチェ地区)(1月)。

2. 現地活動のために日本人専門家をネパールに派遣します。
11/5〜11/24、コプラ、ナルチャン、ルクラの各地区。12/19〜1/31、ナルチャン、サリジャ村、カトマンドゥ。12/20〜1/3、ナルチャン村など。

3. 地球市民講座を開催します(12/5)。
ヒマラヤの民族多様性と民族問題 〜国際協力の実践を通して見えること〜。
http://www.ihc-japan.org/event/091205.html

4. 第18回ネパール・ヒマラヤ山岳エコロジースクールを開催します(12/20〜1/3)。
12/19には前日ミーティング。ネパールに入ってからはゴレパニをへてナルチャンへ行きます。参画型アプローチ(国際協力のためのKJ法)の実地研修をおこないます。
http://www.ihc-japan.org/event/091220.html

5. エコミュージアム・プロジェクト:エコミュージアムを基礎とするあるいはそれに関連するプロジェクトの展開をする案が提出されています。
▼参考資料
http://sites.google.com/site/ihcjpn/home/tibet1
http://sites.google.com/site/ihcjpn/home/tibet2

  NGOネットワークは自律分散システムをモデルにする -4Nの実験-

「インターネットは自律分散システムです」(注)。自律分散システムとは、集中管理システムに対比されるものであり、システムを構成する要素が自律的に行動しながら局所的に相互作用しあい、全体として秩序を形成するシステムのことです。つまり、全体を統合する中枢機能を持たず、自律的に行動する各要素の相互作用によって全体が機能するシステムのことです。

これは、たとえていうならば、一人の支配者や指導者・王様・神様などがおらず、個人が自立的に行動できるシステムであり、スポーツでいえば野球ではなくサッカーです。生物のシステムも自律分散システムになっているそうです。

自律分散システムは自然で無理のない概念に基づいているので、様々な場面でどこでも発展しうるといい、新しいシステム・パラダイムとして注目をあつめているとのことです。

ヒマラヤ保全協会は本年7月より、ネパールNGOネットワークの事務局も担当しており、現在、インターネット、特にGoogleサービスをつかってネットワークの再構築をすすめています。NGOネットワークの構築は、自律分散システムをモデルにしてすすめていくのがよいです。当協会のノウハウである「参画型アプローチ」(KJ法)はこのためにも役立ってきます。

注:「メールアドレスの秘密」NHKテレビ“ITホワイトボックス”(第2回、10月8日放送)。

  不燃ゴミが増えている -エコプロジェクト-

ヒマラヤ保全協会のエコプロジェクト(ゴミ処理・観光地美化事業)は、今年度(2009年度)はキバン村とナルチャン村でおこなっています。

住民とのミーティングでは次のことが話しあわれました。ゴミは、沢や川に好き勝手にすてているという現状であり、早急に改善しなければなりません。また生徒が、学校の近くで買った商品の梱包材をあたりにそのままちらかしているので、これをあらためるようにしっかり教育する必要があります。インスタントラーメンの袋のゴミも多いです。ゴミの種類については、ガラスビン、プラスチックボトルが増えてきています。ガラスビンは業者に引き取ってもらい、リサイクルにまわすようにしなければなりません。プラスチックボトルは引き取ってもらえないのでゴミ集積場にあつめます。プラスチックの焼却処理は有毒物質が発生する可能性が大きいので、焼却処理については慎重にすすめていきます。これらのためにゴミ処理委員会を村につくります。

今後、ドラム缶を利用してゴミ箱を作製、村内に設置し、一方でゴミ集積場を建設していきます。

  第18回 ネパール・ヒマラヤ「山岳エコロジースクール」<研修ツアー> 参加者募集

IMG_8764b.jpg ★ テーマ「環境保全のための参画型アプローチ研修」★
(1)参画型アプローチ(国際協力のためのKJ法)を実習します。
(2)ヒマラヤをトレッキングし、自然環境の多様さを体験します。
(3)ヒマラヤ保全協会の森林保全プロジェクトに参加、植樹をします。
(4)山の暮らしから、環境をまもることの大切さをまなびます。

【日程】2009年12月20日(日)〜2010年1月3日(日)
【参加費】一般:283,000円、学生:248,000円
【申込み締切り】2009年11月20日
*参加費の他に、燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)、海外旅行傷害保険加入料がかかります(参加費とあわせてお振込みください)。
*現地では、ネパールビザ代(25ドル)、自然保護地域入域許可証代(約3000円)などが別途かかります。
*本スクールはヒマラヤ保全協会会員を対象としているため、ヒマラヤ保全協会の会員でない方は、年会費(5,000円 or 7,000円 or 10,000円)が別途必要になります。年会費は、訪問先であるナルチャン村の植樹費となります。ご協力をおねがいします。

■お申込み手順
申込書を、下記サイトからダウンロードし、必要事項をご記入のうえ、e-mailにて、ヒマラヤ保全協会事務局までご送信ください。折り返し確認の連絡をさせていただき、後日、手続き書類をおおくりします。申込先:ヒマラヤ保全協会事務局 e-mail: ihcjpn@ybb.ne.jp(@を半角に変えてご送信ください)

▼第18回山岳エコロジースクール
http://www.ihc-japan.org/event/091220.html

■山岳エコロジースクールのポイント
・参画型アプローチ(国際協力のためのKJ法)を実習
・ヒマラヤをトレッキング
・国際協力・環境NGOの現場をフィールドワーク
・植林ボランティアとして、村人とともに汗を流す、感動!
・ネパール山村の民家にホームステイ、24時間生活丸ごと体験!
・専門家のレクチャーつき

【応募資格】
・ヒマラヤ保全協会の活動趣旨と植樹目標(100万本)に賛同する方。
・ヒマラヤ・トレッキングができる健康な方。
・20歳未満の方は保護者の同意が必要です。
■ 世界の屋根・ヒマラヤの大自然を未来へつなぐ国際協力・環境NGO(特定非営利活動法人ヒマラヤ保全協会の活動趣旨):ヒマラヤ保全協会(IHC: The Institute for Himalayan Conservation)は、ネパール・ヒマラヤにおいて、地域住民が主体になった森林保全・環境保全に取り組んでいる国際協力・環境NGOです。
■ ヒマラヤ植樹100万本!(植樹目標):ヒマラヤにのべ100万本の木を植えることを、現段階の目標にしています。今までに、ヒマラヤ山麓にのべ約73万本の植樹をしました(2009年6月現在)。

  オンリーワンのNGOがネットワークをつくる -ネパールNGOネットワーク(4N)の実験-

グローバルフェスタ2009が、10月3〜4日に東京・日比谷公園で開催されました。ネパールNGOネットワーク(4N)も出展し、各NGOの活動やスタディツアーの紹介、会員の著書や4N特製ネパールカレンダーの販売などをおこないました。また、ネパールNGOネットワークについて以下の解説をし資料を配付しました。

1. 1993年に設立
ネパールNGOネットワーク(4N)は、ネパールに対して国際協力をおこなっている市民団体(NGO)の相互のネットワークをはかり、そのネットワークを通じて情報交換や協力を促進し、NGO活動の質の向上をはかるために1993年8月に組織されました。

2. e-オフィス
このたび、4N事務局が、ヒマラヤ保全協会内にふたたび移設されることになり、4Nの実務作業の中核的役割をこの事務局がになうことになりました。その手始めに、4Nウェブサイトの再構築を"Googleサイト"を利用して開始しました。4N事務局メールアドレスはGmailをつかいます。今後、"Googleサービス"とインターネットを全面的に活用して、4Nの、e-オフィスを構築・強化していきます。

3. Googleサービスの実験
個々のNGOとそれらのネットワークは個と全の関係であり、個と全は相互に補完・補強しあってNGO活動を活性化させていくとかんがえています。"Googleサービス"が誕生したおかげで、このようなことが確実にできる時代になりました。これは、Googleサービスをおもにつかってe-ネットワークとe-オフィスをつくるという実験です。

4. 個と全の相互補完
ネパールで活動する個々のNGOは特定のテーマと事業地をそれぞれもっています。その一方で、これらのNGOのネットワークがうまく機能すれば、NGO活動によるネパールの全体的な底上げができるはずです。ネットワークという総合的な働きがあるので、個々のNGOはそれぞれの専門プロジェクトに専念し、それをふかめていくことができます。ネットワークと個々のNGO、総合的なはたらきと専門的な仕事、この二つの機能は相互補完の関係にあります。

5. ネットワークとオンリーワン
私たちのやり方は、一つの大きなNGOをつくって、一つの組織で様々なテーマに総合的に取り組むという行き方ではありません。総合的な取り組みはネットワークでおこなうのですから、それぞれのNGOは、ナンバーワンではなくオンリーワンをめざしています。かけがえのない存在になることこそがもっとも重要なことです。

これからも、4Nの発展にどうぞご注目ください。よろしくおねがいします。


4N事務局 e-mail: nepal.ngo.net@gmail.com
〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-5-7 シグマロイヤルハイツ403 NPO法人ヒマラヤ保全協会内

★ 4Nメーリングリストのご案内:4Nの皆様には4Nメーリングリストをつかって様々なお知らせをしています。4N加盟団体ならびに賛助会員(個人会員)の方はどなたでも4Nメーリングリストに登録できます。登録を希望される方は上記4N事務局までその旨ご連絡ください。


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